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COMPARE / MAKERS

義肢・装具メーカーを
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10社を本社国・製品区分・スキャンとCAD対応の公表有無で横に並べます。順位を付けず、各社の公表値と自己紹介の事実だけを枠に入れます。

義肢装具メーカーの部品ボックスとカタログが並ぶ事務机の様子
ROWS 10 PLAYERS / 6 FACT COLUMNSUPDATED 2026-10-30

最終更新日:

比較表:義肢・装具メーカー10社

表の読み方を先に整理します。製品区分は各社公式サイトが公表している取り扱いを、スキャンとCADの列は3Dスキャンの採型やCAD/CAMの使用を公式に明かしているかどうかの有無です。順位やおすすめの評価は付けません。確認できなかった数値や対象範囲は「公式サイト参照」としています。

プレイヤー本社国本社所在地・国内拠点製品区分(公表)スキャン・CAD対応創業・設立の公表公表実績・価格
オットーボック・ジャパン(親会社)ドイツ東京都(日本法人)義足・義手・装具・車いす等あり(3DスキャンやCADの製品群・技術紹介を公表)1919年(ベルリンで創業)公式サイト参照
オズールジャパン(Össur)(親会社)アイスランド東京都義肢・装具等公式サイト参照2020年(Ossur Japan合同会社設立を発表)公式サイト参照
プロテオールジャパン(親会社)フランス兵庫県神戸市兵庫区義肢装具の製作・部品輸入卸あり(CAD/CAM部品「CAD-MILL」等を輸入・公式サイト参照)公式サイト参照公式サイト参照
日本義手足製造日本東京都文京区本郷義肢・装具公式サイト参照大正7年(1918)公式サイト参照
日本義肢製作所日本福岡県北九州市(本社)・東京営業所義肢・装具あり(iPadでの採型スキャン・クラウド管理を公表)2007年(代表者・創業を公表)ダイレクトソケットの義足製作症例の公表あり
小原工業日本東京都世田谷区用賀義肢装具(総合メーカー)公式サイト参照公式サイト参照鍛造技術の公表あり(実績数値は非公表)
大井製作所日本京都府義肢・装具・インソール・福祉介護用品公式サイト参照1920年(京都で創業)と公表公式サイト参照
川村義肢日本群馬県(本社所在地は公式サイト参照)・全国拠点義肢・装具あり(3Dスキャン・カーボン構造の製品取扱いを公表)公式サイト参照拠点・サービス案内を公表
澤村義肢製作所日本兵庫県神戸市義肢装具公式サイト参照創立100年余りと公表公式サイト参照
福本義肢製作所日本兵庫県相生市医療用補装具(義手・義足・コルセット等)公式サイト参照創業昭和45年(1970)/創立昭和58年と公表・従業員35名公式サイト参照

2026年10月時点、各社公式サイト・公開資料に基づく。最新情報は各社サイトで確認してください。親会社の所在国は日本法人の機能を示す参考情報です。順位付け・評価は行っていません。

各プレイヤーのプロフィール

オットーボック・ジャパン株式会社

オットーボックは1919年に第一次大戦直後のドイツ・ベルリンで、義肢装具士であるOtto Bockが創業した医療福祉機器メーカーであると公表しており、使用する方に合わせて製品とサービスを適合させるという思想を背景に事業を続けてきました。日本法人は東京都に置かれ、義足、義手、装具、車いすまでの幅広い製品群を手がける位置づけです。ドイツ本社のグループとして3DスキャンやCAD/CAMを支援する製品群を展開するほか、装具部品や取り外しが可能な機能部品のカテゴリーを供給する層としての位置づけもあります。国内の義肢装具所が海外メーカーの部品を扱う経路の中核の一つであり、部品の標準化と流通が広い点がこの事業者の特徴です。公式サイトでは製品と技術の情報の公開範囲が広く、多くの部品が国内での供給経路として広く知られています。各製品の公表価格は照会前提の構造です。

オズールジャパン合同会社(Össur)

オズールジャパンは、義肢や装具の世界的なメーカーとして知られるアイスランドのOssur社の日本法人で、2020年8月に設立が発表されました。企業情報によると東京都に本拠を置きます。親会社は非侵襲的な製品で関節まわりの治療・リハビリテーションを支えるソリューションを手がける位置づけを示し、日本法人は義足用足部や膝継手、装具までの製品群を扱う公表情報があります。親会社の製品情報には、カーボン素材を用いた足部や動的な膝継手の紹介が含まれ、公表技術資料の量が多い事業者です。2025年3月には川村義肢株式会社が同社とのパートナーシップ契約を締結したことを、川村義肢の公式サイトニュースで公表しています。国内での適合・修理窓口や各製品の公表価格は、照会前提の構造です。

プロテオールジャパン

プロテオールジャパンは、フランスのProteor社の日本法人で、兵庫県神戸市兵庫区に拠点を公表しています。事業内容は義肢装具の製作に加え、義肢装具部品・材料を主にフランスのProteorから輸入する卸売りを行うと公表しています。国内の大手が海外部品を一括して扱う枠組みと異なり、特定のメーカーの部品群を専門に供給する役割がこの事業者の特徴です。CAD/CAM関連の部品群を含む輸入品が公式サイトでまとまって紹介されているため、国内の義肢装具所が採型・製作のDXに踏み出す経路の一つとして知られています。全国の義肢装具所と連携する形の供給網で、製作した製品自体の価格や実績は公開前提を置いていないと判断されます。

日本義手足製造株式会社

日本義手足製造は東京都文京区本郷に本拠を公表する義肢・装具メーカーで、大正7年(1918年)の創業を公表しています。100年以上の実績を持ち、義肢装具業界で国産の老舗の層を構成する事実の一つです。国内では大手メーカーが部品を供給し、各地の義肢装具所が採型と適合を行う構造が基本ですが、都心部で病院やリハビリテーション関連施設に近い拠点を持ち、点検・補修・新規調整までの流れを自社で担う形態を継承しています。公式サイトは会社と事業内容の紹介を主体とし、価格や実績数値の公表は限られます。歴史ある国産メーカーの事例として、長い納品・補修の継続性が存在する点を示すために掲載しています。

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株式会社日本義肢製作所

日本義肢製作所は、北九州と東京を拠点に公表する義肢装具メーカーで、代表者・創業年(平成19年)を自社サイトの会社概要で公開しています。この事業者の特徴は、採型と管理のDXを先進的に公表している点です。クラウド管理によるペーパーレス化を実施し、システム導入により採型をiPadでスキャンして行っていること、最新の設備で正確な製品と早期納品を目指していることを公式サイトで公表しています。さらにダイレクトソケットでの義足製作の症例数は日本一と自社公表(上位表現のため当サイトの比較では数値そのものを掲載していません)しており、技術的特長に特化した公表姿勢が特徴的です。病院での対応や他企業との協同を公表している点も、材料の供給であると思われがちなメーカーがリハビリテーション側と接点を持つ構造を示します。拠点の構成は大手と規模が異なるものの、製作技術と管理工程を情報として出すことの先進性が、この事業者を比較表で掲載する理由です。

株式会社小原工業

小原工業は東京都世田谷区用賀に工場を公表する義肢装具総合メーカーです。日本刀の製造に用いられる「鍛造」で優れた耐久性と、0.03mmの狂いも許さない技術力で製品を提供すると公表しており、素材の加工技術を前面に出した事例です。国内の義肢装具メーカーの多くは、部品の受け組みや表面処理を特殊な技術と説明する中で、ここでは金属部品を鍛造でまかなう製造方法を打ち出しています。世田谷区用賀という位置から、東京都心の病院・リハビリテーション施設への供給が近い立地につながる点も、地域ということの説明がしやすい部分です。公表内容は技術と工場を中心とし、実績数値や価格の公表は限られるため、表では「公式サイト参照」としました。特化型メーカーとして、素材と加工の深さで他と区別される層に含めています。

株式会社大井製作所

大井製作所は京都で1920年に創業し、100年以上にわたって医療用義肢装具・福祉用具を通じて人の暮らしを支えてきたと、公式サイトで公表しています。義肢・装具のほか、インソール、人工乳房、健康靴、福祉介護用品までを扱い、職人の技術と経験、そして寄り添う想いを大切にする姿勢を打ち出しています。義肢装具メーカーでありながらインソールまわりの事業を並行して持つ点は、この層が単純な分類でまとめづらいことを示す実例であり、「レイヤーが交差する」説明の補足材料として使えます。京都という土地から医療機関・福祉・介護の機関が密に連携しやすい立地である点も、地域商圏の説明として読めます。またカスタムインソールの比較表(page-04)で掲載する事業者の業態と近い面があり、製品区分の列では「義肢・装具・インソール・福祉介護用品」と公表のままに記しています。

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川村義肢株式会社

川村義肢は義肢と装具を扱う国内のメーカーで、群馬県高崎市に本社を置くと公表しています。全国に拠点を持ち、採型から製作・適合・点検までのサービス体制を公式サイトで示しています。装具系の製品ラインの充実に加え、3Dスキャンやカーボン構造の製品を扱う姿勢も公表しています。2025年3月にはオズールジャパン合同会社とパートナーシップ契約を締結し、同社の製品をより多くの皆様に接していただく機会を広げる方針を公表しました。国内メーカーと海外メーカーの協業が現れる事例として、流通と製造の層が絡み合う構造を理解する読み方の補足材料になる点が特徴です。公表されているのは拠点とサービスの全体像であり、価格は照会前提の構造です。

株式会社澤村義肢製作所

澤村義肢製作所は創立以来100年余り、神戸の地で障害のある方々や高齢者の方々と歩んでまいりましたと、公式サイトの会社案内で公表しています。創設者の澤村利一は、障害のある方々の自立を、義肢装具の製作適合という技術面からだけではなく心の面からもサポートしていましたと紹介されており、技術と接遇の両方を事業の基盤に置いてきた姿勢が読み取れます。神戸は義肢装具業の組織的な連携が長く、リハビリテーション病院との連携が深い土地柄と説明する資料もあります。公表内容は会社案内と実績の紹介が中心であり、価格と実績数値は問い合わせ前提であるため、表では公式サイト参照としています。

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株式会社福本義肢製作所

福本義肢製作所は兵庫県相生市に本拠を公表する医療用補装具製造販売の事業者で、義手・義足・各種コルセット・車椅子・杖・特殊ベッド・介護用品までを扱い、創業昭和45年・創立昭和58年・従業員35名と会社概要で公開しています。地方都市を拠点とする義肢装具メーカーの業態として、幅の広い品目を一つの事業者が担当する構造が特徴です。地域の拠点では病院や介護現場の要望を一括して受けられる必要性が高いため、品目数が多くなりやすい点も、業態の説明として読めます。時間の経過とともに次第に変化していく運用形態を考える材料として、規模の小さい層も含めた比較を示しています。公表実績の数値は限られているため、表では公式サイト参照としています。

この表をどう読むか

10社を並べると、単純化したこの分野の構造が読み取れます。第一に、大きな海外メーカーが日本法人を置き、世界的製品群と部品の標準化を供給する層が存在すること(オットーボック、オズール、プロテオール)。第二に、100年以上の時間の範囲で存続する国内の老舗層が、地域の拠点を作ってメーカー業態を抱えていること(日本義手足製造、大井、澤村)。第三に、採型と管理のDXを進める事業者と、素材・加工技術を打ち出す事業者が混在すること(日本義肢製作所、小原)。この三つの構造的な事実がなめらかに組み合わさったのが、国内の義肢・装具供給層です。そのため読者の観点として、海外製品の適合は国内の義肢装具所との連携が鍵になる点、老舗メーカーの価値は地域の点検・補修網にある点を押さえると、明るい方向の読み方になります。

決める際にもっとも重要なのは、どのメーカーの部品を扱うかを判断する義肢装具所の体制です。部品と適合の技術が揃った製作所は海外メーカーの部品を扱える一方、地域の点検を重視するなら老舗メーカーの体制がよく合う、という区別があり、どちらも「している事実」でしかありません。当サイトは個別の製品選定の助言は行いません。選定の判断は医療・福祉の立場の実務者とご一緒に行う必要があります。経過・背景の制度まわりは保険適用と制度の整理、採型と製作のDXは3Dプリント・CAD/CAMと採型で扱います。

本サイトは義肢装具産業を公開情報から整理したものであり、医療・福祉の判断、個別の製品選定・処方に関する助言ではありません。保険適用・製品の適合は主治医・義肢装具士・各事業者・厚生労働省等の公式情報をご確認ください。